コロナワクチン接種の病院での予約が取れないから、集団接種をお勧めします。ファイザーの薬は12歳以上接種可能で、解凍してから1か月冷蔵保存が可能です。

自治体からクーポンが届き、予防接種の予約を取ろうとしているけど場所が見つからない方へ。なぜ予約が取れないかを解説します。予約ができたけど実際に受けるときどうしようと思っている人へも、当日に最も注意する点について解説しました。接種前後の生活を具体的にイメージできますよ。

目次

インフルエンザの予防接種とは、勝手が違う

自治体からコロナワクチンのクーポン券が随時発送されています。クーポン券が届いたら、どうしたらいいのでしょうか。まず接種する場所を探しましょう。

厚生労働省作成のインターネットで、ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場を探すための、接種総合案内サイト(コロナワクチンナビ)から予約ができます。場所を選び、連絡先もしくは予約サイトをみて、そこから予約をしましょう。

今まで行われてきたインフルエンザワクチン接種と大きく異なる点が以下の三つあるからです。ファイザー社のコロナワクチンの薬剤の特徴を挙げます。①超低温冷凍から薬剤のバイアルを取り出し輸送を始めたら、1か月で使い切らなければならない。②1バイアルあたり6回接種分が入っている。②さらに注射のために溶解したバイアル、6回分は6時間以内に使い切らなければならない。 

ファイザー社のワクチンは1か月以内の1日で6回分を使い切る。

これがファイザー社の薬の最も使いづらい点です。毎年行われているインフルエンザのワクチンは冷蔵保存で半年以上で使い切れば良いのです。

更に1バイアルあたり2回接種です。一度溶解したものは6時間以内に使い切る点は同じです。インフルエンザのワクチンを考えてみましょう。1日に二人接種を行えれば特にワクチンを使いきれず捨てるという事は避けられます。そしてワクチンの接種期間内半年内のいつでも、2人いればどこでも予防接種を無駄なくできます。

ファイザー社のコロナワクチンはどうでしょうか。接種の場合は、1日で最低6人最大でも6の倍数の予約が必要です。一度にたくさんの希望者がいれば何十人は可能です 。しかしいずれも6の倍数が必要です。たくさん予約をしようとすればキャンセルも当然多く出る可能性があります。個別接種のクリニック側では 少なめの予約から始めるに違いありません。

1日6人で週の診療日五日間分、週に30人の予約というのが無難な線だと思います。これは1回目の患者さんになりますが、3週目には2回目の接種が必要になります。このときには新規の接種希望者がいますので、これを倍にして、1回目と2回目の人をまとめると、週に40人から60人が最大の予約枠と思います。

現に横浜市では個別接種の見込み予約数は1施設当たり45人と想定しています。集団接種会場での予測予防接種人数を人口から引いて、見込み予約数で割って、個別接種を行ってほしいクリニックの数を概算しています。

これを打開するために厚労省は週に100人以上個別接種を行うクリニックに補助金を出すことにしています。個別接種を行う施設は増えることが予想されます。

事前に接種できる日の予定を立てて、予約をしよう。

予防接種を受けたい皆さんは、来週あたり空いてるところはないかと予約の電話をすると思います。直前の予約は一般的に難しいと思います。一般的な個別接種では3週以上前で予約を打ち切るということが予想されからです。理由は、ワクチンが各医療機関に配られるスケジュールです。

ワクチンは超低温冷凍から取り出され接種を行う各医療機関に配送されます。この配送の日に冷蔵保存になると1か月で使い切らなければならない縛りが出てきます。

自分の病院に超低温冷凍庫があり、そこから週に使える分だけ冷蔵に回すということは行いません。つまり各自治体の冷凍保存されている部分から週に1から2回程度、1週間に使われる必要数(つまり予約数)を配送してもらう必要があるわけです。そしてこの配送数は配送一週間前ぐらいに配送業者へ申請します。

個別接種の行われるクリニックでは予約接種を行おうとする週の2週間前には予約が埋まっている必要があるわけです。つまり一般的な個別接種では3週以上前で予約を打ち切るということが予想されます。という事で集団接種の会場を探すことをオススメします。かかりつけ医にこだわる必要はありません。早く打つ事で感染しなくなる免疫を手に入れられます。

クーポンが来たらまず予約をしよう、予約に行けなくなったらすぐにキャンセルしましょう

クーポン券が来たらまず予約を取ります。予約の日は必ず行くようにしましょう。 そうしないとその1回分が捨てられることになります。都合が悪くなった時は早く予約のキャンセルをしましょう。

さあ予防接種の日になりました。最も注意することは、クーポン券と本人確認のできる書類を持っていくことです。これがないと接種はできません。問診票もあらかじめ書いておくと時間短縮にはなります。ちなみにファイザー社のワクチンと武田/モデルナ社のワクチンの予診票は共通です。

37.5度以上の発熱があると当日の接種はできません。ノドのイガイガとか鼻水の症状であれば重篤な急性疾患ではないので接種を受けることは可能です。

肩の上まで袖をまくることができる服を着ていきましょう

そしてあまり知らされてない大事なこと、それは服装です。予防接種は肩の部分に筋肉注射を行います。インフルエンザの予防接種と異なり肩の頂点が見えている必要があります。長袖をめくりあげるのは少し厳しいと思います。半袖しかも肩の上まで袖をまくり上げることができる服を着ていきましょう。そうしないと接種会場で上半身のシャツをすべて脱ぐことになってしまいます。 

注射をした場所の痛みは必ず出ると思いましょう

予防接種を受ける時は腕は曲げる必要はありません。気をつけの姿勢で手をだらんと降ろします。注射をした部分は抑える必要がありますが、もむ必要はありません。注射をしたところの痛みは必ず出ると思っていた方が良いです。75パーセントくらいの割合でしばらく痛みを感じます。翌日は腕が上げづらいという場合もありますので、重いものを持ったりスポーツをする予定はずらしましょう。飲酒などは禁止されてませんが体調次第でしょうね。

予防接種直後は15分から30分接種会場で急な体調の変化がないかを確認し帰宅します。帰宅の時に注射証明書をもらって帰ることを忘れないようにしましょう。3週間後の予約も忘れないように。

万が一3週後に予定がある場合はどうしましょうか。2日早い19日後から2週間遅い6週間後までにという日程を許している外国もあります。3週目が駄目であればその期間内に2回目を注射するようにしましょう。以下のリンクの厚労省のワクチンQandAにもそのような記載があります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html#027

ちなみに2回目の方が副反応の割合は増えます。1回目大丈夫でも2回目に痛くなるかもと思っておきましょう。

2回の予防接種を終えたら違う生活が待っています

2回目の予防接種を終わりました。いつから効果が上がるでしょう。イスラエルの全国規模の予防接種後の調査(下のリンク)では、2回目注射後1週間目での調査で感染リスクは大きく下がっています。

https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2101765

皆さんのところにクーポン券がくる順番は色々だとは思います。今年度一年のうちに皆さんが無事予防接種が終わることを願っています。注射後、いつまで効果が持続するかはわかっていません。半年は少なくても効果は持続することは分かっていますし、変異株にも効果があります。

半年から1年程度ということであれば、インフルエンザワクチンの予防接種のように、毎年冬前の恒例の行事になるかもしれません。基本的には同じ注意点の元、粛々と予防接種を受けていきましょう。

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